私たちは MONO NO AWARE カバー曲「かむかもしかもにどもかも!」のスタジオセッション映像をきっかけにハク。を知り、そこから他の楽曲も聴いてみたところハマっていきました。結成した当初からずっとオリジナルの楽曲を?
さっき話した最初に出た大会で、 1 曲は先輩バンドの曲をカバーして、もう1曲はオリジナルで。そこからずっとオリジナルですね。
全ての楽曲をあいさんが作っているんですよね。
そうですね。でも、『僕らじゃなきゃダメになって』というアルバムからは、プロデューサーの河野圭さんと一緒に作っていて。最初に私が作詞作曲して、それを河野さんと固めて、それからみんなでスタジオに入って……っていうふうに仕上げていきます。
プロデューサーさんが加わったことで、曲づくりに変化は?
ものすごく変わりました! 曲が完成するワクワク度も変わったし。今までは私が勝手に線を引いちゃっていて、ライヴで再現できるレベルのものしか作ってこなかった。だけど河野さんと一緒にやるようになって、「その先に手を伸ばしていいんだ」って。そうすると「いつかは再現する!」っていう覚悟が生まれるんですね。なので、コーラスも 4 人分ぶち込むとか、いや、 4 人以上のものをぶち込むこともしたし。今ではシンセサイザーが入った曲とかもあって、そういう遊び心とか、やりたかったことを、ちゃんと再現させてくれる人だなって思います。