かなりニッチなジャンルの音楽だし、やっぱり最初は大変だったよ。委託販売のレコードは売れるか返品されるか分からないし、納品から 1 年以上経ってようやく入金されたことだってある。だから最後に出したレコードが売れるまで次のレコードを作ることすらできなかったんだ。でも、Cargo Records がディストリビューターになってくれたことでレーベルに転機が訪れた。彼らがショップと連携して、製造も管理してくれるから、僕らは音楽やアートワークのキュレーションといったコンテンツ制作だけに集中できるようになったんだ。それからはレーベルの運営が楽しくなったし、流れもよくなったと思う。