あなたの音楽的嗜好の原点は 1960–70 年代のバンドのソロドラムブレイクだそうですが、当時はそうしたドラムブレイクのどういう部分に惹かれたのですか?全ては僕の親友で仲間でもある David Barragan、Johnny Valedez、William Bensussan と共に始まった。彼らは揃ってドラムソロの入った古いバンドや、ヘヴィなブレイクサンプルの入った1990年代のアンダーグラウンド・ヒップホップのレコードコレクションを持っていた。それで、1960年代や70年代のレコードを掘ってオープンブレイクやサンプルを探すようになった。だけどレコードを集めていくうちにサンプリングの時間が惜しくなって、だったらいっそのこと1960–70年代に活用されていたヴィンテージ楽器を集めて音楽制作してみようってことになったんだ。それから、ヴィンテージのドラムセットを初めてレコーディングした後、Dirty Drums というウェブサイトを作った。そこに一発録りのドラムサウンドをアップロードして、パソコンのキーボードで実際にドラムを叩けるようにしたんだ。