その後、機材の盗難にあったことがターニングポイントになったそうですが、これについて詳しく聞かせてください。そうなんだよ。不幸にも僕は 3 回も強盗に遭っているんだ。 3 度目の盗難にあった2011年には機材を全て盗まれて、その時はもう音楽制作を辞めようとまで思った。1960年代のスチールドラムセットと真空管のリールデッキ以外は全部盗まれてしまったからね。でも、それから数週間経ったある日、朝起きるとピカピカのスチールドラムセットが目に飛び込んできて、その瞬間、全てを理解できた気がした。「そもそも自分をこの音楽という趣味にのめり込ませたのは何なのか?」って。それはドラムだよ。そこでの気づきが Drumetrics という新たなヴィジョンを導いてくれたんだ。