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DR.ME




 
コラージュという表現方法の可能性や魅力について聞かせてください。
ME少し未知な部分があって、それが僕を夢中にさせるのだと思う。コラージュは作り始めてからそれに加える何かを探す。その探求がどこへ向かうのか検討もつかないけど、ぴったりくるものが見つかると、作品が次のレベルへと引き上がる感じがするんだ。
DR数年前にある展覧会に出品して、一人でデンマークへ旅した時のこと。そこは小さな町で、チャリティーショップで興味深い写真集を数冊、クラフトショップでハサミと糊を買い込んで、ホテルの部屋をスタジオに見立ててコラージュを作って午後のひとときを過ごした。仕事のような感覚もあれば、ただ楽しむためにやっている感覚もあって、なんだか面白かったよ。
 DR.ME ではグラフィックやコラージュに加えて、ペインティングや写真、イラストレーションなど、あらゆる手法を用いています。 2 人それぞれに得意分野や役割があるのですか?
DRそうだね。それぞれの得意なことに自然と入り込む傾向はあるね。さっきも話したけど、僕はグラフィックデザインに専念する以前、ファインアーティストを目指していたから、今でもコラージュに絵具を用いたり、創作に絵画の技法を取り入れるようにしている。それから、最近手がけた Top Cuvee のように、漫画家という子供の頃の夢が叶う機会は見逃すことができない。