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Ignasi Monreal (2/2)





幾多のコマーシャルワークを手がける一方で自身の創作にも注力していますが、その両者はどのような影響を与え合っていますか?
コマーシャルプロジェクトのおかげで、自分自身の創作には心置きなく自由に取り組めている。それってすごく幸せなことで、採算を気にしなくていいから、作品の販売すらしていないんだ。
数年おきの移住や膨大なコマーシャルワーク、さらに新たなメディアでの挑戦的な創作など、混沌として閉塞感のある今の世界においてあなたの活動にはとてもポジティヴなパワーを感じます。原動力となっているものは何でしょうか?
デッドライン。
仮想通貨市場と相互作用するデジタルガーデンプロジェクト『BL00M』をはじめ、セラミックタイルに QR コードを描いた『Habemus』や、 Wifi ルーター内臓の十字架を祭壇のように配した『Mi manchi come il Wi-Fi』など、伝統的なものと現代的なものの融合に着目する意図はどこにあるのでしょうか?
難易度の高いプロジェクトほど、作るのが楽しいんだ。ふとした瞬間の思いつきだとしても、それを形にできるなら、やらない手はないだろう? 特にあれらの作品は親しい友人たちとのコラボレーションだったから、全てがすごく面白い経験になったよ。