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Kosuke Okahara





それが『blue affair』ですね。このプロジェクトでは映像作品にも取り組んでいますが、映像で表現したいという思いに駆られたきっかけは何でしたか?
映像ですが、全て写真で構成されています。映像を作ろうと思って撮っていたというよりは、撮っている中で、目の前の状況を映画のように感じたからです。
写真と映像の表現にどのような違いを感じましたか?
映像にすると時間という概念が生まれます。あと、音を入れることができる。いろいろと選択肢が広がるので、自分の中で道筋が見えていないとあれこれ迷って支離滅裂になり、作品として成り立たなくなってしまうと感じました。いわゆる映像作品であれば絵コンテや脚本に沿って撮影していくので、こういった悩みは少ないのかもしれませんが、僕の作品の場合は映像のために写真を撮っていたわけではなく、あくまで写真は写真として撮影していたので、そう感じたのだと思います。