Instagram を拝見すると、あなたの創作の他に、可愛い 3 人のお子さんが度々登場していますね。子供を授かり、彼らと共に過ごすことで、アーティストとしての視点や発想にどのような変化が生じましたか?核心をついた質問だね。まず言いたいのは、子供たちを授かったことは僕ら夫婦にとってこのうえない喜びだったということ。個人的な質問だから、僕も個人的な見解を述べるよ。 3 人の子供を授かり、親として彼らの幼少期を経て、僕らは自分自身についてより多くのことに気づかされた。最初の子供は内面的な部分が僕に似て右脳派で、視覚から多くを学ぶ子なんだ。そして 2 番目の子供は左脳派で、より分析的で数学的、批評的な考え方をする。そんな彼らを通じて僕ら夫婦の本来の構造が理解できて、おかげで今は、陰と陽、または左脳と右脳が影響し合うように、僕ら夫婦の違いを長所と短所のバランスとして捉えるようになった。また、そうした認識を得たことで、子育てでは彼らがありのままの自分でいられることを重視して、それぞれの長所を導きだしている。重要なのは、他人を認め、お互いの違いを理解すること。とはいえ、僕自身が何者で何をすべきなのか、それを明確にする手助けとなったのは子供たちだよ。他の人々が自らの才能を発揮できるような影響やインスピレーションを与えたい、その狭き道にこだわる僕を彼らが後押ししてくれたんだ。
音楽とアートという創作における共通点と、それぞれにしかできない表現について聞かせてください。絵を描く時はいつもバックに音楽が流れていて、頭の中のヴィジョンを表現するのに役立っていた。そして今、音楽制作は音楽のイメージをデザインするために役立っているし、逆もまた然り。両者はお互いに引き立て合っているんだよね。
音楽、グラフィック、映像の全てにおいて、あなたには多くの才能を感じますが、今あなたが最も熱を入れて探求したいことは何でしょうか?確かに僕は手広くいろいろとやっているけど、生々しいヴィンテージドラムの音色を作りだし、それを他の人に利用してもらうという使命と情熱に忠実であるべきだと思っている。そうすれば、僕の他の全ての才能がビートに乗って生きてくるんだよ。