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Tomoo Gokita





自分でも好きな作品だったし、展覧会もよかったんですけど、作品が売れなくて。後々になって作品は売れましたけど、その時はギャラリーの人に呼び出されて「みんなは白黒の作品を求めているのに、なぜ青なんだ?」って問い詰められて。「なんだよ、好きなことやっちゃいけねえのかよ」「アートって何なんだよ」って、そこでまたグチャグチャになってしまった。
 だけど、結婚して子供も産まれた時期だったから経済的な安定も必要で、「みんながそんなに好きなら、白黒の展開をもう一度考えてみよう」と取り組み始めたら、また白黒が面白く感じられるようになって。