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Koshiro Kihara




今年 1 月に行なった個展ではセロハンをモチーフに使った透明感のある作品を発表しています。その新たなアプローチはどのような経緯で見いだしたのですか。
さっきも少し話しましたが、それぞれの素材やシリーズごとに自由さと不自由さがあって、制作しているうちに「不自由だな」と感じると、その不自由さから解放されたくて別の素材を使ってみたり、他のアプローチを試してみます。それまでは主に粘土と塗料を使っていましたが、セロハンは塗料にさらに近い存在というか、どちらも色であって、どちらも平面的なモチーフで、抽象と具象がより近づく感じがしたので。