では、自身の表現に最もしっくりくる楽器は何ですか?
どの楽器も楽しいけれど、ベースから始めたので、一番しっくりくる楽器はベースだと思います。ドラムマシンや打楽器も好きで、セッションの時にベースの次によく弾くのはパーカッションやドラムです。
ベースは10代の頃に始めたという話でしたが、最初の楽器としてベースを選んだ理由は?
壊れて捨てられたベースを見つけてきて、ギターを始めた友達と一緒にジャムを始めたのがきっかけです。
ベースのどこが自身に合っているのでしょう?
ベースは弾くのが楽しい楽器だと思います。バンドの中でのポジションも良いし。周りを見渡せるというか。ベースラインはリズムとメロディの両方があって、楽曲によって覚えているのはコーラスやボーカルよりもシンプルなベースラインだったりすることも多い。以前はよくダブのサウンドシステムに行きました。Jah Shaka や Aba Shanti など昔ながらのダブのパーティで、手作りのサウンドシステムから放たれるベースの重低音に揺られるのが好きでした。
イラストレーションでは主に鉛筆やペンなどアナログな手法を取っていますが、音楽制作に関してはいかがですか?
楽器を鳴らして録音するスタイルなので、作業はアナログ的だと言えます。機材はアナログもデジタルも使います。何でもその場にあるものを利用するのがいいと思います。