door.link では、集中して注意深く音楽を聴くための空間がデザインされています。視覚的要素は “聴く” という体験にどのように作用すると思いますか。注意深く耳を傾けるというのは、私にとって、その体験を必要以上に過剰にしないことでもあります。ひとつひとつのミックスに対して、視覚的な方向性を作り込もうとはしていません。イメージはひっそりと補足として始まりを知らせるだけで、体験そのものを導くことはしません。
このサイトはシンプルで、機能的で、明快。音楽を聴く人に必要な要素だけを備えています。キャプションやミックステープに私自身の痕跡を残すこともありますが、それは、ささやかな “人間らしさ” の証のようなものです。