Emma Kohlmann




今回のパンデミックによる世界の変容は、自分の創作がさらに進化するための転換点になり得ると思いますか?
さらに開放された姿勢で自分への挑戦に臨めると思っています。人助けのためにできることは芸術だけではないと、今回のパンデミックで明確にわかりました。でも、創造性とアートメイキングを融合すれば、行動を促す手段に繋がるのではないでしょうか。
特にクリエイティヴにおいて、今後の世界はどのように変化していくと思いますか?
世界は生活のあらゆる面においてさらなる創造性を必要としているし、慣例から脱しさえすれば、創造性は多くのことで役立つと思います。大半の人々がそうは考えておらず、その事実に基づく力のようなものがありますが、これが変化することで、アートやそれを作るアーティストたちに対する認識も変わっていくかもしれません。アートが尊大で崇高なもののように見なされることや、分裂という意味での価値観が変化していくことを望んでいます。また、展示を意図しない物作りについて考えていて、これらのことを行なうための多くの可能性を探求しています。
読者に対して、未来へ向けたポジティヴなメッセージをいただけますか?
より良い未来を願っているし期待しています。人助けやリサーチ、また、資源の再分配によるポジティヴな変化など、自分にとって意義のあることは何であっても取り組んでいってほしいです。