最初に音楽を作って、その後はリリック、そしてアートワークと、最近では MV もいくつか作っていますが、出戸さんにとってそれらは全て同一線にあるものですか?表現の手法は違いますが、基本的には同一線にあるものとして作っている気がします。作曲中は無駄にいろいろと考えてしまうことがありますが、全ての曲を作り終えた後のアートワークやそれ以降のものについては流れに身を任せるというか、コンセプトが固まっているので、考える時間よりただ手を動かしている時間が長いと思います。
アルバムのコンセプトがそれら全ての起点になるのだと思いますが、そのコンセプトはどう見いだしていくのですか?自分でもよくわかりません。基本的には手探りから始まります。やっているうちに徐々に方向性が見えてきて、ある時、急にアルバムの全体像が見えてコンセプトも明確になってくる。そんなケースが多いですね。
これまでに出戸さんが手がけたMVは?『素敵な予感』は大学で知り合ったディレクターの黒柳