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Radim Peško





制作の際はタイプフェイスの耐用期間を重視していますか?
アイデアに忠実で、僕の住むこの世界に多少なりとも関連性のある、できる限りいいものを作りたいと思っています。そのタイプフェイスがどんな期限を持つかは僕の範疇ではないし、僕にはどうすることもできません。
タイプデザインにおいて探究し続けているものは何でしょうか?
僕にとってタイプフェイスは言語を意味し、言語は文化を意味します。その言語がどのように変化し、適応し、文化と相互的に影響し合っていくのか、そうした流動的な部分に興味があります。タイプフェイスはその事象についての黙した証人のようです。
あなたのタイプフェイスはそれぞれに個性的なキャラクターを備えていますが、タイプフェイスの何が人々へ強い印象を与えると思いますか?
ただ物事の成り行きに従うだけなので、そうした観点で捉えることはありません。作品の軌跡を追って、どこに導かれるかを眺めている感じです。ムードや雰囲気を重視する時もありますが、そうしたあらゆる全ての要素のバランスを図るのは直感的な工程です。