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最新のコレクションについて着想源やテーマ、またショーの演出について聞かせてください。
2022年秋冬のコレクションは「Dark Haze」というタイトルで、ロンドンファッションウィークにハックニーウィックの Colour Factory というクラブで発表し、その際は南ロンドンを拠点とするダブとパンクとロックをクロスオーバーさせたバンド Wu-lu がライヴを行ないました。このシーズンで僕らは、 Bad Brains や Guns N’ Roses の Slash といった黒人移民をルーツとするロックやパンクグループに着目し、例えば Jimi Hendrix や Sly and the Family Stone など黒人移民のミュージシャンがヒップホップやレゲエやジャズだけに限らず、ロックやパンクにどれほど素晴らしい貢献をしてきたかということを強く意識しました。このシーズンはそうしたフィーリングを主要なテーマに掲げていて、ショーではそのエナジーを生みだそうと Wu-lu にはコレクションを纏ってライヴパフォーマンスを行なってもらい、スタイリストの Stephen Mann とフォトグラファーの Piczo と共にコレクションの撮影に臨みました。また、イラストレーターの Gaurab Thakali と Ollie Dove には、このコレクションや「Dark Haze」を象徴する素晴らしいアートワークを制作してもらいました。