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Radim Peško





グラフィックデザインにおけるタイポグラフィの重要性をどのように捉えていますか?
至るところにあるということ、それがこの質問に対する答えなのかもしれません。
言葉の意味を伝達する以外に、タイプフェイスやタイポグラフィが担う役割は何だと思いますか?
道具であったり声であったり、表現、イメージ、器、コンテンツなど、望むもの全てになり得ます。
スタイルやフィロソフィを含めて、自身をどのようなデザイナーと表すことができますか?
デザインは私たちの生活をより快適にするものでなければならない、僕はその考え方には必ずしも賛同できません。いずれにせよ、作品自体が物語ってくれるのが望ましいですね。
日本では一般的にタイプデザインとグラフィックデザインは別の職種と捉えられています。しかし、あなたはグラフィックデザイナーでありながらもタイプデザイナーとして広く知られていますが、その状況をどのように捉えていますか?
オンラインの世界ではイメージそのものが生成されますし、僕のデジタルタイプファウンドリはウェブサイト上にあるので、そのタイプフェイスもおのずと多くの人の目に触れます。一方で、デザインプロジェクトは長期的なコラボレーションや直接的な繋がりから生じることがほとんどで、グラフィックデザイナーとしての僕の作品は偶然(セレンディピティ) の産物のようなもの。それらをどうオンラインで紹介すべきか最適な方法がまだ見いだせていません。でも、この質問を受けて改めて考えさせられたので、引き続き追求してみたいと思います。