グラフィック・デザイナー、ヴィジュアル・アーティスト。
90年代後半より雑誌『+81』、初期『GASBOOK』シリーズ、『SAL magazine』などのデザインを手掛け、その革新的なグラフィックデザインで一躍注目を浴びる。2004年、グラフィックアートシリーズ「NEWLINE」を発表、自主制作に特化した制作活動を開始。『Graphic Design Now』Taschen（ドイツ）の表紙をはじめ、Laurence King、Die Gestalten など数多くの書籍にグラフィックアートが紹介される。パリ・ルーブル美術館、アーツ千代田 3331、マレーシア国立美術館、国立新美術館（東京）など出展多数。三菱地所アルティアム「9010 稲葉英樹」展、+81ギャラリーなどにて個展を開催。2011年に文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出され、パリ・ポンピドゥーセンターに招聘、作品展示・講演を行なった。また、ファッション分野において、agnès b や、2007年の shu uemura との共作、2010年より現在まで Louis Vuitton のためのグラフィックも手掛けている