P.A.M.





コロナによる自粛期間中はどのように過ごしていましたか?
Shauna:家族と一緒に都会を離れ、黙想的な空間でのんびりと過ごしました。ピラティスやウォーキングを通して自分の体に集中していました。
Misha:僕もサイクリングやランニング、ストレッチをしていたよ。
今回のことは自身の創作や生活、価値観にどれほどの変化をもたらしましたか?
Shauna:すでにあったものが明確になったと感じています。自然はコロナを気にかけていないし、空は変わらずそこにある。そう思うと心が元気づけられました。
今後の世界はどのように変容していくと思いますか?
Shauna:確かなことはわかりませんが、クラブで踊るような親密な関係が持つ楽しみは失いたくありません。それに、私は旅が心から恋しい。旅することは私にとって特権であり宝物なんです。
では、特にファッションやアートについて、求められるものや価値観、重要性は変わっていくと思いますか? また、それに対してどのような姿勢で臨みますか?
Shauna:洋服を購入する際には、自分が何をサポートしているのかをもっと考えてみてほしい。つまりそれは、企業規模ではなく、人間同士の規模でお互いを支え合うことに繋がります。
Misha:価値観は再考されるべきだし、ようやくその時が来たと感じている。僕らは価値が割り当てられたものを評価しがちだけど、アートをはじめとするあらゆる産業において真に価値のあるものは何なのかを見直すべきだし、そうなることを願っているよ。最も尊いものはこの環境であり、また、僕らの時間やエネルギーも貴重なもの。だから、アウトプットする時は慎重に厳選すべきだと思うんだ。
自身のお子さんを含め、子ども達が生きる未来はどんな世界になっていくと思いますか?
Shauna:彼らには気候変動による状況に圧倒されることなく行動していってもらいたい。生きて、リスクを冒しながらも経験を重ね、愛し愛されてほしい。そして、人間であるからこそ享受できる驚くほど素晴らしいさまざまなことを楽しんでもらいたいです。
次世代の子どもたちにとって本当に大切なことは何だと思いますか?
Shauna:各世代がそれぞれに自分たちのことを最もよくわかっていると思うし、彼らのために推察するなんて偉そうなので、賢人でもない私が指し示すようなことはしたくありません。
このような状況下でどんなパーティを楽しんでいますか?
Misha:サイクリングパーティ!
Shauna:今の時期は屋外が気持ちいいから、友だちとピクニックですね。
読者に対して未来へ向けたポジティヴなメッセージをいただけますか?
Shauna:行動を起こしてください。それは対抗手段 antidote) にも繋がります。
Misha:自然を信じ、愛し、触れてほしい。そして、自然の一部となって本当の喜びを味わってほしい。