趣味で行なっていた創作を2018年に本業へと進化させ、アップサイクルとサスティナブルファッションを軸に探求を続ける NY 在住のデザイナー。古いバレーボールからスリッパを、カメラバッグからブラトップを、グミのパッケージからボードショーツを作るなど、皮肉まじりのアプローチであらゆる素材を予期せぬ形へと変容させる独自のクリエイションによってサスティナビリティのメッセージを強調し、廃棄物とサスティナブルデザインに関する認識を刷新。また、活動の重要な柱でもあるワークショップを世界各地で開催し、既存のアイテムに潜む可能性を周知させると同時に、人々との交流やコミュニティへのサポートの機会にも繋げている。彼女は現在、大企業、特にデッドストックや過剰在庫を抱える企業と、それを必要とする学校や大学とを結び、デザインリソースを若者たちへ提供する非営利組織の立ち上げに従事。そして今後は、サスティナビリティを焦点とするワークショップを定期的かつ継続的に開催し、デザインとは単に描いたり作ったりするだけではなく、「どのように」「なぜ」「未来を変えるためにできることは何か」を理解することだと指南すべく、教育やスキルアップに重点を置いたサマープログラムの開催も目指している。
Nigh Magazine
Issue 5:
Personal Perspective
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